今年の振返り4(NPO編)

◇天気、晴れ。年末になって寒波到来です、夜の最低気温は△10℃、日中でも氷点下、寒〜い..

今年の振返りの最終回はNPO「油やプロジェクト」活動編です。古本屋の隣りの「油や」でのNPO活動「古本とアートで村おこし」も7年目となりました。匍匐(ほふく)前進ということで一歩ずつのスローな取り組みですが、昨年と今年は長野県の元気づくり支援金という補助金を活用することが出来て、「アーチスト・イン・レジデンス(AIR)」という事業に取り組むことができました。

「アーチスト・イン・レジデンス」というのは、日本全国からアーチストの方に信州に来ていただき、「油や」に滞在して作品の制作や、ワークショップなどを通じた地元の人との交流、そして完成したアート作品の展示などを楽しんでもらおうという事業です。広報誌「追分流」を発行して、AIR活動と作家+作品の紹介、そして追分の歴史など作品制作に繋がる地元の特徴と魅力の紹介を行ったこともあり、その活動の認知もだいぶ進んできたかナという印象です。

「油や」は堀辰雄など多くの文人が執筆に使った元旅館・文士の宿であり、また学生などが夏季に文官試験の勉強などで滞在したという歴史、そしてその歴史を引き継ぐ形で多くの知識人、学者の先生などが訪れ、仕事をしたり休暇を過ごしたりした歴史を持つユニークな土地柄です。まさに「訪れてよし、住んでよし」という信州のキャッチフレーズに最適な場所といってよいかと思います。

「アーチスト・イン・レジデンス」についてはすでに来年に向けての問い合わせも受けており、資金的には非常に苦しいところですが、補助金クラウドファンディングなどをさらに活用して「アーチスト・イン・レジデンス」を「油や」の中核事業として、なんとか継続発展させていきたいと思っていますので、ご支援のほど何卒宜しくお願い致します。

ということで、今年の日記ですが今日が最後となります。今年もなんとか無事、頑張ることができました、ありがとうございました。年初は1/5(土)から活動開始となります。来年もどうぞよろしくお願い致します。

皆さまに於かれましてもどうぞ良いお年をお迎えください。