本の価格はどうなる

◇天気、晴れ

今日も気持ち良く晴れました。今朝はまず漢方の処方箋をもらいに「いけおクリニック」へ行きました。漢方はもう1年以上飲んでいるわけでアレルギーの体質改善がされていると良いのですが、一応秋になって少し体調は良い気がします。

午後は本の仕事に注力しました。

先週からアマゾンの本の価格の話をしてきましたが、キンドルが普及する近未来予想図として本の価格はどうなるでしょうか。

電子本の出現でアマゾンには(1)紙の新刊本、(2)電子本、(3)紙の古本(マケプレ)が併存することになります(電子本には新刊本/古本の区別はないと思います)。

(1)紙の新刊本が例えば2000円とすると、本屋+取次への手数料約3割と印刷などの製本コスト(約2割と仮定)が不要なので(2)電子本は1000円くらいでしょうか。

(3)紙の古本(マケプレ)は(1)紙の新刊本が古本になるわけですが、いくらくらいで取引されるのでしょうか?

電子本の出版で紙の本は今よりは出版数が減るでしょうから紙の古本の値段はむしろ上がるかもしれません。一方、本を読む人は電子本で本が読めるわけですから品切れとかいうことはなく、そうなると紙の古本の値段は電子本の値段を超えることはできません。

もし著作権が切れた本のように電子本の値段がゼロ円であれば古本の値段もゼロになる、あとは紙の本のコレクター/愛好家がどれくらいいるかということになりましょうか。

いずれにしても古本のパラダイムが大きく変わろうとしており、古本の値段がどう影響されるのか、そしてどうやって対応していくかというのは悩ましいというか、正直よくわかりません。新着アップ6冊