長野古書組合の古本市

◇天気、晴れ。朝は冷凍庫状態、車のドアが凍って開かないくらい。

今日は今年2回目の長野古書組合の古本市がある日。朝、7時半に追分を出発して松本へ、山並みが見えるドライブは長野県ならではの贅沢。会場につくと「今年は雪がないので助かる」などと言いながら、先輩古書店主たちが続々と来場。今日は1月の時より本は多く、窓からドアぎりぎりまで荷物が一杯に埋まる。朝10時から市が始まり、長野組合の市は競り市である。今日は荷物が多いせいかセリのテンポが早い。それと難しいのは買いたい本だけでなく束になった本をセリで買うので、あれは欲しいけどこれはいらないナ〜など思っていると、アッというまに競り落とされてしまう。東京の中央市だと入札方式なのでじっくり考えて入札できるのと大きな違いがある。それにくわえて今日は、古文書とか古地図とか詩集とか雑誌とか、追分コロニーの守備範囲外の出品が多かったような気がするのだが、結局、何も買えなかった。次回の3月はもう少し積極的にしなくてはいけないと反省。三才山トンネルを抜けて小諸に帰ってきたらちょうど日が暮れ、御代田町のスーパー「ツルや」でタイムセールスのお惣菜を買って晩御飯とする。