混まないとは思いますが..

◇天気、曇り。夜から雪の予報

3/28・3/29の週末は東京はコロナ対応で外出自粛が始まりました。そんな中、東京24区と言われる軽井沢町は東京からの避難民がかなり来ています、軽井沢ショッピングモールなどは春バーゲンなどをしていて結構賑わっているというのを聞くと凄く違和感ありますが..

長野県知事が3つの注意喚起としてメッセージを発信するなか、軽井沢町役場は観光業が心配と言ってダンマリ、この街の観光地としての、あるいは保養地とし築いてきた信用というかブランドは地に落ちているのではないかと感じる次第。コロナの脅威にさらされている日本で東京同様にもっとも危険な場所が軽井沢町といってもよいかもです。

ということで古本屋ですが、一応開店していますが、先週3連休同様の密接状況が発生すると判断するときは入場をお断りする方針です。いつも閑だナ~とボヤイテいる古本屋としては、混まないとは思いますが、一応そういう方針です。よろしくご協力お願いします。

<新着アップですが宝塚パンフなど多数、イベント中止の中、過去の宝塚パンフは華やかで結構楽しめます>

「つつんで、ひらいて」

◇天気、晴れ 庭にフキノトウが出始めています、春まじか。

スミマセン、前回更新から1か月が経ってしまいました。世間はコロナで大変ですが、追分は静か、春からの「油や」オープンに向けてイベントの確認とチラシの準備作業でどたばたやっています。そんな中、2月は3つ映画を見ました!「パラサイト」「1917」、そして「つつんで、ひらいて」。

「つつんで、ひらいて」は「装丁家菊地信義と本をつくる人々のドキュメンタリー」ということで古本屋としては見逃せない映画です。書店で平積みされた本は別にしてほとんどの本は背表紙しかみえないわけですから、新刊本を買う時に本の装丁を意識して買う人がどれくらいいるのか、あまりいないように思えます。
一方、古本の世界では装丁ファンは結構いると思います、カバー・帯・色・作り・挿画などを含めた本全体の雰囲気というか佇まいが生き残っていく古本の重要なファクターと言ってもよいでしょう。
ネット時代の到来で電子本になると装丁はなくなって、本は読むだけのコンテンツだけになってしまうわけですが、紙の本は装丁があって本全体の感触が読む楽しさがあり、直観的な意見ですが、私が紙の本はなくならないと思う所以です。コンテンツが重要な科学系の論文とか時事ものは電子本の方が良いかもしれませんが、人文系の本は紙の本が優位だと思います。ということで本好きの方には、本の製造過程や編集の風景などもあって、お薦めの映画です。

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生き残る古本屋考・目録古書店編

◇天気、晴れ 依然として暖冬です、2日前に降った雪はほぼ融けました。

先週、古書会館に行ったときに見つけた古書組合の広報パンフ、シリーズレポート「生き残る古本屋考」の第6回「目録古書店編(前半)」を面白く読みました。目録販売で頑張る古本屋2店のインタビューですが、目録販売の難しさとその壁をどうやって乗り越えて行っているかがよくわかります。古本屋に興味ある方は、古書会館に置いてありますのでぜひ読んでみてください。

目録販売というのは自分もまだ出来ていません、おそらく技術的には一番難しい古本の販売方法だと思います、何が難しいかというと、あるテーマ、ジャンルの本を集めるのが大変です、そしてその集めた本を編集して目録をつくるのも大変、古本屋らしいというか、やりがいのある仕事だと思います。目録販売の対極にあるのがブックオフや即売会などで拾ってきた100円本などを売るやり方、アマチュアであれば楽しくて本屋体験という意味でもまったくお薦めですが、これが古本屋としてプロとしてやるとなると「?」です。そう考えると目録販売で頑張っている古本屋がいて、そしてその目録で本を買うお客様がいるということは本当に頭が下がる思いがしますし、自分ももっと頑張らなくては思う次第。

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今年最初の神保町

◇天気、晴れ 温かいです、暖冬が続いています。

水曜日は今年最初の神保町へ本の仕入旅。靖国通りの古本屋街をブラブラ、今回は新刊書店を書泉、東京堂三省堂とパトロールしました!東京堂のいつもの売れ筋ウインドウで今週の第3位が池澤夏樹さんの「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」。週刊文春の「私の読書日記」16年分を1冊にまとめたもので「書評というのはすべて誘惑の文章である..散財にはご用心」とある。池澤夏樹さんの書評は貴重です、枕元に置いてコツコツ読んでいこう。

昨年の池内紀さんに続いて、新年早々、坪内祐三さんが亡くなった、本の案内人が少なくなっている、雑誌の書評はdマガジンで読めるが、雑誌の書評のレベルが昨今は非常にシンドイ、雑誌の書評を読んで読みたいと思うことは極めて少ない、むしろHonzの書評の方がずっとレベルは上だと思う。どうしてかというと今の書評は批評性がなくなっている、著者や出版社に忖度するようなコメントだけでは何がよくて何が良くないかがわからない、例えば亡くなった坪内祐三さんの書評などはメリハリがあったし、音楽批評で寺島靖国さんのJazz批評とかもCDを買うときに凄く参考になる。でも書評を書くことを仕事とする人が「本の出来が良くない」などと書けば次の書評の仕事がこなくなるので大変だとは思いますが..そういう意味ではしがらみのないHonzの書評などは凄く参考になると思います。Amazonの書き込みなども参考になるときもあるが、なんでも思ったことを書き込めばよいというものでもないのが難点である。

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「世界の書店を旅する」

◇天気、曇り、午後から雪

年末・年始に「世界の書店を旅する」という世界中の有名な書店を旅するエッセイを読了しました。ネット社会の到来で町の小さな独立書店というのがどんどん減っていて「絶滅危惧種」と言われているのですが、書店がまったくなくなるというのは想像しがたい。それはなぜかと聞かれるとなかなかストレートに回答できないのですが、この本を読むと、書店を訪れ、支えた人たち、本と人との出会い、仲間との集い、ときには抵抗する場として存在してきた書店の役割というか特徴というのがよくわかります。

(ちなみに日本にも古本屋巡りが好きな人は多いと思うが、単に安い本を買うためだけの古本屋めぐりは情けない、安い本を買ったという自慢話はみっともないと思う次第)
追分コロニーも仲間が集う本屋として長く続けて、できれば次の世代に引き継ぎたいという思いもあるので、この本はたいへん刺激になる本でした、年初に気合をいれてもらった感じです。本屋巡りが好きなひとにはお薦め本です。

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明けましておめでとうございます

◇天気、晴れ

明けましておめでとうございます!本日(1/4)から通常営業(12時~17時、火・水休み)しています。2020年は「追分コロニー」14年目、「NPO油やプロジェクト」8年目となります、「悠々として急げ」をモットーに頑張っていきたいと思います、今年もよろしくお願いいたします。

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「ジキル博士とハイド氏」の世界

◇天気、晴れ。暖かかったり寒かったり..今日は暖かい一日。

古本屋をしていて目録を出すことが一番難しいと思う、だから目録を出している古本屋さんは凄いと思うし、実際、組合の市場でも目録を出している本屋に入札で勝つというのは凄く難しい。そしてその目録で本を買うお客様も本当に古本が好きで古本のことを理解していていて凄いと思う、なぜなら普通の人が見たら高いと思うような本を速攻で注文をだすわけだから。

一方、100円本を買うのは簡単だ、誰でもできる、従って、古本屋になっても100円本を漁っている本屋が目録を出したいなどというのを聞くと、「?」と思ってしまう。昼間は100円本しか興味がないのに夜になると目録を見て古本を買うわけでもなく古本が好きだなどとだけ言うのは「ジキル博士とハイド氏」の世界で、まったく理解できない。もしすべての古本好きが目録を見て、そこに載っている本を買わなければ目録を出す本屋はなくなってしまうだろうのに、そういうことを平気で言っている人の頭の中は一体どうなっているのだろうか?

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