早稲田〜池袋散歩

◇天気、霧雨。

休養日なのでひさびさに古本屋散歩に行くことにする。以前から行きたかった池袋の古本屋の往来座夏目書房を目指す。まず高田馬場駅から明治通り側の出口を出て早稲田の古本市へ。五十嵐書店横の路地を入ったところで古本市を開催しているのだが、ビッグボックスの古本市がなくなったことでの新企画としては少し寂しい印象だが頑張って欲しい、数冊購入して都電の面影橋駅に行く。霧雨が降っているのが心地よく感じるのが不思議だ。面影橋から都電に乗って鬼子母神前で降り、鬼子母神の中を抜けて明治通りに出ると往来座はすぐだった。往来座は思っていたより大きい古本屋、全部の本棚を見るのは無理なので、今読んでいるパトリシア・ハイスミスを探すと文庫が一冊あったので購入。明治通りを渡って池袋西口へ向けてテクテク歩く。大学を出て銀行に入社した時、最初に配属された支店が池袋支店だった、当時、集金係として西武鉄道ビルやサンシャインビル、そして東武百貨店を毎日周ったのを思い出す。西武鉄道ビルがなくなっていたが、今どこにあるのだろうか?石田衣良の小説の舞台にもなった西口公園を抜けて立教大学のある通りを歩いていくと夏目書房を発見。既に結構歩いているので30分ほど棚をみて1冊だけ購入して今日は帰宅することに。久々の散歩で心地よい疲労感があり、夕食を食べたあと読書もできず寝てしまう。