神田古本まつり

◇天気、晴れ。

月曜日なので中央市仕入れの日、しかも今日は「神田古本まつり」が開催中なので楽しみな一日。体力と脚力の続く限り本を見る覚悟で張り切ってアパートを出発。中央市は参加者のブログなどを見ていると本を買いすぎるという記述も散見するが自分はいつも買えない派だ。店での売値を考えて入札すると価格が負けることが多い。それでも最近は気に入った本のある山は積極的に入札するよう心がけてはいる。今日は岩波文庫に積極的に札を入れることにして、結局1勝3敗。その外、文庫や新書の大山で良いかと思った山は自分の入札価格が落札価格の3分の1という大敗。音楽本、骨董本、経済本、星野道夫本が入った山、皆届かず。映画本、釣り本などは相場が良くわからず勉強不足を痛感しました。仕入れは正直難しいデス。次は水曜日の資料会を頑張ろう。

古書会館を後にして神保町の端、専修大学のある通りを過ぎて「いもや」でテンプラ定食。そこから出発して「神田古本まつり」の提灯がかかる露天の店を靖国通りに沿って端から見ていく。月曜日なのにそこそこすごい人でなかなか本を見れないほどだ、本も飛ぶように売れていく。追分の閑散とした中山道とは対照的な賑わいに、やはり神田は本の町、すごいナとあらためて思う。本を見始めると良い本がたくさん目についてつい買いたくなるが、サラリーマンの時であれば迷わず買っていたような本も今年は我慢。岩波ブックセンター横の青空市を含めて三省堂のところまで3時間ほどなんとか歩いてクタクタになりましたが約10数冊を購入。ビートルズの全曲解説本が自分へのご褒美でした。