卸売りと小売の価格が逆転

◇天気、晴れ

資料会の水曜日。今週はなんとなく疲れがあり今日も寝坊だ。あわてて古書会館に行くと眼鏡を忘れてしまった。仕方がないので本の山をなめるように至近距離から見て周る。文庫本の中にお客さまからの探求本を見つけて札を入れたが下値の方で無事買うことができました。古本屋としてなんとなく嬉しい瞬間です。

古書会館を後にして西荻に眼鏡を取りに戻り、今度は自転車に乗って西武新宿線下井草駅まで行き所沢まで。今日から所沢で「彩の国」という古書市が開催されているのだ。この古書市に行くのは初めてだが、その規模の大きさに仰天する、30店以上の古書店が参加して野球場のようなフロアで開催されているのだ。壁際には文庫だけで100メートルくらいの棚が続いている。これだけ大規模だとじっくり見るというのは不可能で、足早に棚を見て周りましたが、それでも全部みるのに3時間くらいかかりました。しかし本の値段は安い!古書会館での市場での値段よりここで仕入れをした方が安いくらいだ。卸売りと小売の価格が古本は逆転しているような気がしました。先週の日曜日の「小さな旅」で西荻の古時計屋さんを見たのでカラーブックスの「時計」等、旅や鉄道の写真本など数冊を購入。夜はテレビを見ながら買った本をパラパラとめくる。