バスは行ってしまった

◇天気、快晴。

中央市の月曜日。朝7時45分の追分から池袋行きの高速バスに乗って東京行きの予定が目が覚めると8時だ。あ〜ぁ、バスはもう行ってしまった。仕方がない、急いで顔をあらい、着替えをすませて歩いて信濃追分駅まで行く。山小屋から追分駅までは30分の歩きだが、紅葉は既に終わり落葉が雨のように降ってきてロマンチックでもあるが、その落葉が顔にあたると結構痛い。信濃追分駅から見る浅間山は冠雪が青空に映えて見事な雄姿を見せていました。1時間に1本の軽井沢駅行きの「しなの鉄道」に乗って、軽井沢駅から新幹線。久々に乗る新幹線は便利で快適、東京駅に着いたのはバスが池袋に到着するのとほぼ同じ11時でした。店主と1時に古書会館で待ち合わせているのだが、それまで神保町の古書街を散歩。昼間の神保町は昼の休憩をとる人たちですごい賑わいだ。

今日の中央市は積極的に入札しましたが打率としては2割弱か。買えた本の中に福永武彦の「玩草亭百花譜」が。福永武彦の別荘は「追分コロニー」からすぐのところにあるのですが、この花の画文集は福永武彦が追分の花を描いた画文集であり、追分関連本として在庫を常備したいと思っています。

中央市のあと、アパートに戻り買った本を車で古書会館に取りに行く途中ラジオを聴いていると、株式市場が大きく売られ、円も109円の円高になったというニュースが。「追分コロニー」の投資セミナーで話しをしていた「景気の話し」の中のメインシナリオのようになってきました。投資格言で『「儲けたいという欲」が「損をするかもしれないという恐怖」に変わる時パニックとなる』と言いますが、下落は来年春に向けて「まさか」というとこまで行くかもしれないと思う。夜は文庫クセジュ「SF小説」で少しSF小説の歴史を勉強。