文庫の大山を切り崩し

◇天気、晴れ。

今日の気温は−12℃〜−2℃、日中でも氷点下の氷の世界だが、少し寒さに慣れてきた。コーヒーをいれた後、まず薪を山小屋の部屋の中に持ち込む作業。そして店に歩いて行って店のストーブに火をつけて店でも薪運び。明日からの週末営業に備えて店を暖めなければいけない。しかし、冬の追分は売上げがあっても暖房費にも満たない。

今日も本の整理作業を続ける。日本の古本屋へのアップ作業をした後、文庫の大山を切り崩していると昔買った本で未読の本が少なからず出てくる。古本屋になったからにはとりあえず店に並べるしかないが、できれば売れて欲しくないという変な気持ちになる。夜は坪内祐三「本日記」を読み始める、元気がでる文章が嬉しい。新着アップ12冊。

追記:パソコン作業をしながら夜テレビを見ていると神戸の震災から13年の番組をしていた。今年の年末に関西の実家に帰ったときに三宮の後藤書店が閉店ということを知る。後藤書店も震災の犠牲者だ。震災にもかかわらず頑張ってきた後藤書店の意志をもらおうと「小山清全集」を買った。