新・文学入門

◇天気、曇り一時大雨

月曜日なので中央市。先週は松本での長野組合の市場だったので2週間ぶりの神保町行きです。ちなみに古書会館は6月末が決算日+7月最初は明治古典会の七夕市があるので、中央市は2週間お休みになる。ということで出来れば今日はたくさん仕入れをしたいと思って張り切って古書会館に乗り込んだのですが。

結局、店主が絵本と童話の束を二つ、自分が思想関連の束をひとつだけという結果でした。この中央市での仕入れは釣りに行くみたいなもので魚がいないときも結構あるということです。古書会館の前の八木書店で新刊本を少々仕入た他、三省堂の4Fで「新・文学入門」コーナーを覗いて、岡崎武志さんの箱から「ジャパンキルト物語」、山本善行さんの箱から「渋澤龍彦滞欧日記」を購入。置いてあった「新文学入門ブックリスト」もいただく。この「新・文学入門」、工作舎のIさんにメールして仕入をしなくては。「追分コロニー」の新刊本のコーナーに置きたい是非本の一冊だ。

岡崎さんと山本さんは7月5日に三省堂トークショーとするとのこと。このお二人の三省堂トークショーというと、4年前に山本さんが「関西赤貧古本道」の発売記念をしたときに、やはり岡崎x山本トークショーがあり、それを見に行ってお二人に「関西赤貧古本道」にサインとイラストをいただいたのを思い出します。あのころから古本の世界にどっぷりはまっていったのだが、当時は古本屋をするとまでは思っていませんでした。今回のイベントは店番をしなくてはいけないのでいけないのが残念。