渋滞の悪化

◇天気、小雨

霧雨の降る朝、風はなく静寂。少し寝坊したのでいそいでコーヒーとトーストで朝食、すぐ店に行って開店。午後、雨が止んで曇りになると追分はシ〜ンと静まりかえっている。古本屋の方はヒマで困ったものだが、秋の曇天の日は心が落ち着く。本の整理に注力した一日でした。

昨晩、「四季の回廊」プランを読む。数年前とはいえ地元の人が軽井沢西地区のビジョンを語った資料として勉強になりました。回廊とは追分などの軽井沢西地区を歩道で結ぼうというアイデア。もしこのプランが実現すれば、「追分コロニー」も四季の自然を楽しみながら歩いて回れる地域の古本屋ということになるので素晴らしいのだが...

現実の軽井沢は、インフラ能力を超えた商業施設の拡大と不動産の乱開発が原因で、渋滞が東京以上にひどく、「四季の回廊」は国道18号の抜け道として車がバンバン通って非常に危険だ。夏も借宿の交差点で死亡事故があったと聞いたが、特にひどいのが借宿線と1000M林道。これらの抜け道を少し拡張したり新たなバイパスを作るという小手先の対策ではなく、開発の規制、バスやしなの鉄道のサービス強化、交通規制などができないものか。

軽井沢町の商業・不動産開発は、この金融危機で「つわものどもが夢の跡」という感じで一服となる気もしないでもないが、今年の秋もまたまた軽井沢駅前のアウトレットが拡張されたし、来年は星野温泉のところに新しい商業施設ができるなど開発がまだまだ続くみたいなので渋滞は来年はさらに悪化しそうです。新着アップ7冊。