上越道、関越道は花は終って緑一色

◇天気、晴れ

月曜日なので中央市。上越道、関越道は花は終って緑一色です。雨あがりのあとなので緑が余計あざやかに見えます。今日は、道路はガラガラでいつもより３０分早く古書会館に到着。出品する荷物を下ろして駐車場へ。

入札する前にまずは腹ごしらえということで、靖国通りと白山通りの交差点近くの中華バイキングでランチ。１０００円で食べ放題というバイキングで少し食べすぎました。満腹で古書会館に戻って入札開始。３Ｆでは先週に引き続き懐かしの名画ＤＶＤの束があったので強気の札を入れて今日も無事買えました。３Ｆはこのほか店主が絵本を２山ほど買っていました。４Ｆは残念ながら当店向きの本が少なく、欧州文学関連の小さな束をひとつ買っただけに終わりました。

一方、出品した山は７点のうち６点が無事売れてまずまずの結果。売れ残った１点は、札は入っていたのですが、これ以上安くは売りたくないという「止め札」を入れていたため、そのトメ札に届きませんでした。

しかし、この古書組合の市場というのは本当によく出来た市場で、膨大な量の本が、売主によって午前中に持ち込まれて、午後の３〜４時間で入札が行われ、夕方には新たな買主が、その膨大な量の本を持ちさるわけですから、驚きです。「追分コロニー」は都会の古本屋よりはるかに売上が少なく、お客様からの買取本を全部店で売るわけにはいかず、また観光地という土地柄で向いていない本もたくさんあるわけですので、この古本の市場なしには、言いかえれば、組合に加入しないで古本屋をしていくことは考えられません。つまり、追分コロニーの将来は古書組合の栄枯盛衰とともにあるわけで、そういう気持ちで組合員として頑張っていきたいと思う。

今日は早目に市場が終わったので、いつもより早く夕焼けの中を妙義山の山のシルエットを見ながら追分に戻ってきました。ではまた明日。