「郊外の文学誌/川本三郎」を読了

◇天気、雨時々晴れ間

雨が一日中降ってはいるのだが時に晴れ間もあるという不思議な天気の一日。冷蔵庫が直ったというので朝一番で店に行って発送作業などをしたあと夕方まで本の整理。

少しずつ読んで来た「郊外の文学誌/川本三郎」を読了。東京は永井荷風が描いた「下町/山の手」から「区内/郊外」と発展し、その郊外が中央線沿線を西に移っていって文学に描かれている風景も変わっていく。そのあたりの記述がわかりやすかったです、とくに最後の庄野潤三論は面白かった。「郊外の文学誌/川本三郎」はお薦め本です。

中央線と言えば、我々は「追分コロニー」をはじめるまでは西荻窪に住んでいて、毎週末のように中央線の古本屋さん巡りをしていました。いわば中央線沿線は「追分コロニー」が古本屋の勉強をしたところです。ちょうど中央線の荻窪西荻窪・吉祥寺の古本屋さんマップ「おに吉」第4号ができたばかり。「おに吉」は西荻窪の古本屋・興居島(ゴゴシマ)屋さんの澄子さんからたくさん送ってもらって「追分コロニー」にも置いてあります。浅間山麓の古本ファンの人は「おに吉」を持って週末、バスで東京へ行き中央線の古本屋さん巡りをしてみてはどうですか、楽しいですゾ。新着アップ5冊