長野古書組合の市場

◇天気、晴れ

2カ月ぶりに長野古書組合の市場です。今日は店番を店主にお願いして、朝8時に松本へ向けて出発。今日から場所が松本の護国神社から深志神社に変更ということで、松本市内で少しウロウロしてしまいましたが、なんとか到着。

その長野古書組合ですが、またまた2名が新加入。現理事のリーダーシップの賜物と感じます。

古書店の中には組合に加入しない古書店もあるわけですが、新刊書店の古本業への進出や、ブックオフ、アマゾンなどの秩序破壊型の活動に、小規模の古本屋が対抗するためには組合という組織で助け合って活動することはとても大事なことだと思います。

長野県で古本屋をしているのに組合に加入しない上に、長野県の公安委員会にも届出をしない古本屋も(残念ながら)あって、長野県の公安委員会に届出をしていないということは、買取が出来ない(ホームページに届出番号を記載することが義務)ということであり、古本屋の商品である古本の仕入れをブックオフや他の古本屋から買ってくる(セドリといいます)だけとなり、古本屋として本棚の質は大きく劣後するはず。

何が言いたいかといいますと、お客様としても組合に加入して頑張っている「日本の古本屋」を贔屓にしてほしいし、また古本屋もそのようなお客様のニーズに応えるように精進していくことが肝心と思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今日の市場は大商いで終わったのが夜の7時、さきほど9時半すぎに追分に戻ってきました。