古本屋開業1日講座

◇天気、晴れ

あっという間に週末です。今日も快晴ですが夜の気温が氷点下になっているので店はストーブをつけて開店、寒い外から店に入ってきたお客様にはストーブは好評です。

昨晩、ネットで「古書店主が語る、ネット時代の古本ビジネス 」という古本屋開業1日講座の記事を見つけました。古書会館で10月に開催された東京古書組合主催のセミナーで講師は「よみた屋さん」。
⇒ http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1010/06/news014.html

内容は今の古本屋さんの状況をかなり正確に記述していると思います。「よみた屋さん」によると「せどり(*)はいわば“落ち穂拾い”、月に5万〜10万円の収入にするつもりならできますが、本業にするのはちょっとつらい」です。(*せどり……掘り出し物を転売して利ざやを稼ぐ人のこと。)

一方、「せどり100人オフ会」というサイトも見つけました。
⇒ http://abookabook.sblo.jp/

「よみた屋さん」は言います、「もちろん、せどりは悪いことではありません。しかし、安すぎる値段が付いた本は、本当に必要としている人のところに届かない可能性があります。本は正当な値段で売ってこそ、あるいは正当な値段で売る店に置いてこそ、その本を探している人の手に渡るのです。」

本の安売りをしている古本屋には耳が痛い言葉です。一方、その安売りされている本を「せどり」目的で漁っている「セミプロの古本屋」さんには「古本屋開業1日講座」、ぜひ一読していただければと思います。そしてできれば「プロの古本屋」になるべ古書組合に加入することをお願いしたいです。新着アップ6冊