逆転の発想が必要
◇天気、晴れ
昨日の雪は止んで晴れました、その雪は日中は気温も上がってだいぶ融けました。しかし、夕方になってかなり気温は下がっていて融けた雪がすでに凍っています。
今朝はギターのレッスンです、1月が結構あれやこれやでレッスンが出来ず今日に延期となりました。今日は新しい小曲の楽譜をいただきました、6月に発表会で演奏すべく練習を積まなくては。
先日、松岡正剛さんの丸善・松丸本舗が売り上げ不振で閉店の記事を紹介しました。(下記サイトの3番です)
→ http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20130201/1359644579
「品揃えに凝りすぎる危険とマーケット創造の限界、一人の客がリピーターである限定マーケット、棚の固定化によるマーケット対応の欠如といった書店原則を、松岡はまったく理解していない。」
と記事は非常に厳しいです。そして「本屋として成功するものは商品の本を読まない。販売に必要なことだけを身につける」と続きます。
これらのコメントはそれなりの真実はあるとは思いますが、真実であれば現在の本屋というのはなんと悲しい商売でしょうか。
この本屋というのをxxと違う商売に置き換えると、例えば「八百屋」として「八百屋として成功するものは商品の野菜を食べない。販売に必要なことだけを身につける」というと果たしてそうでしょうか。
この記事は「日本の近代出版業界において、新刊書店は雑誌と一般書籍、古本屋が専門的書籍のセレクトショップとして営まれてきた」として、「そのセレクトショップに他ならない古本屋すらも、危機に追いやられているのである」と結んでいます。
そうすると「古本屋として成功するものは商品の本を読まない。販売に必要なことだけを身につける」となります。
販売に必要なことだけを古本屋が身につけると均一本のような安売り古本市に行きつくと私は思うのですが、このような古本屋の危機をいかにして突破するか。逆転の発想が必要だと思わざるを得ません。