レモン問題
◇天気、晴れ
寒いです。ここ２〜３日で木から葉がだいぶ落ちて追分では雑木林の見通しがかなり良くなってきました、そろそろ冬タイヤに履き替えなくてはいけません。
今日は週末の土曜日ということで少し早めに店に行って開店です、ちょっと散歩には寒い日ですが蕎麦処「ささくら」さんから流れてくるお客さんで２時くらいまではまずまずの来店がありました、「ささくら」さんに感謝です。
大阪のホテルで始まった食品偽装に関するニュースが続きます。「悪貨は良貨を駆逐する」という経済の法則で流通するのは悪いもの、良いものはどこにいったのでしょうか。
しかし、食品偽装を見破るのはよほどの食通でなければ結構難しいでしょう。これは経済学では別名「レモン問題」と言われているものです。
結局、一回の取引ではレモン（＝欠陥商品）を見破るのは難しく、なんらかのきっかけでレモンが発覚したときに、業者の信用が厳しく問われるペナルティの形でしか抑止できないゲームとなります。
通常はそのような評判が悪化するペナルティが怖いためレモン問題はそれほど頻発はしないわけですが、昨今はあらゆる業種で偽装などの問題が慢性化している気配がああります。競争がもう行き過ぎていて社会全体が疲弊しているのでしょうネ。
