最初に読むのは

◇天気、晴れ

晴れです、紫外線が強く「油や」屋根の太陽光発電は今が1年で一番発電力があります。

坪内祐三さんが「禁酒宣言」という上林暁の酒場小説集をだしたときのトークイベントで「マイナー・ポエットの書く「私小説」は読むが最初に読むのは賛成しない」というようなことを言っていました。自分も同感で、古本屋であれば出版数が少ない一般にはあまり知られていない作家の本は古書価もそこそこ高いため、マニア向けには良い商品といえます。

しかし、本を読まなくなったと言われる今、本屋としては本の魅力をいかにアピールするか、やはり面白い本と感じれる本にまずたくさん出会ってもらうことか大事かと思うと、私小説というものは後順位になるかと思う次第。

岩波文庫でいえばまずは赤帯とか青帯の名作・古典もの、本のジャンルでいえば、幻想小説とか、ミステリー・SF、物語や童話・ファンタジーを手始めに、面白いと思った本の関連本を芋蔓式に読み進むというのはひとつの本を楽しむ方法かと思います。

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