タダの貸本屋

◇天気、晴れ

今日も晴れて暑いです、全国的に真夏日になったところも多数あったとのこと。非常に静かな日でカッコウとウグイスの声が大きく聞こえます。

図書館大会の今年のテーマが地域創造と聞いて、いろいろなことが頭の中に巡ります。図書館がタダの貸本屋と批判されて久しいですが、本は買える本はまず新刊書店で買い、買える本でも品切れなどの本は古本屋で探して買う、それでも見つからない本は図書館で借りて読む、これが基本だと思う。

一方、誰でも懐の制約があるので、読みたい本を全部買うわけには行かない、基本書は図書館で借りて読む、手元に置きたい本は古本屋で安く買う、どうしても欲しい本は高いけど新刊で買う、ということになる。

そう考えると、図書館は公共性の観点からの基本書を揃えるということと、資料性の高い手に入りにくい本を本棚に並べることになる。これに地方創造というテーマで地域ごとに選書を行うのが良いと思うが、今は図書館に流通している本は全国均一のタダの貸し本屋という状況で、その理想と現実のギャップは小さくないと思われます。

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