法的には阻止することはできない
◇天気、晴れ
暑いです、もしかして梅雨明け?
翌朝の日記更新です。参議院選挙は残念ながら改憲派が2/3を取る結果になりました、安部政権は間違いなく改憲発議をしてくるはず、そうなれば法的には阻止することはできない。今回の選挙結果を見た印象ですが、特に若い世代に現憲法の成立した背景・歴史などがあまり知られていないのではないか、ということ。
従って、自ら憲法をつくる必要があると思っているいる人が多いのではないかと..そうではなく、なぜ現憲法を大事にしなくてはいけないかということをまずは理解しなくてはいけません、そのための参考書として加藤周一が一番だと思いますし、古本屋としては大戦終了後の歴史などに関連する本はもっと棚に並べたいと思いました。
あと民進党など野党はもう少し経済を勉強しなくてはいけない、調査では(残念ながら)社会の関心は経済が憲法よりも上にあるわけですから、アベノミクスに対抗する施策をアベノミクスのように3点くらいにまとめて違いを連呼するくらいでなくては選挙に勝てないと思います。大事なのは哲学であり、経済については宇沢弘文をまず読むことをお薦めします、キーワードは社会資本の充実です。