プロの参加するセリ
◇天気、雪
東京で満開の桜を楽しんで、追分に戻ってきた翌日に雪。これは少し体にこたえました。一応、こういうこともあろうかと、タイヤはまだスノータイヤをはいてはいますが．．
雪はみぞれ交じりで結構激しく降る時もあって、市場で買った本の搬入はせず、店内で本の仕事をする一日になりました。しかし、市場というのは本当によく出来たシステムです、最近は築地から豊洲に市場が移転する問題で、市場の事情などもニュースでよく取り上げられていますが、結局プロの参加するセリというのが商品の価値を一番よく体現できる方法だと思います。
古本だと「掘り出し」という言葉がありますが、実際のところ「掘り出し」というのはそうは簡単ではない、むしろ安く買ったものはそれなりの理由がある。逆に言うと「本好き」で古本屋になって最初に戸惑うのは、良い本は簡単に市場では買えないということで、その辺がまた古本屋としてチャレンジできる面白さでもあります。
