ソリューションとして

◇天気、曇り

曇りですが気温は高め、アヤメがまだあちこちに咲いています。

広報誌の対談ですが、タイトルは「アートとエコノミー」ということになりそうです。アートの世界は創造性というか反均一、稀少性がアートたる所以であるわけですから、基本的にはアートはビジネスの徹底した合理化、効率化を目指した商品の均一化、大量生産という法則になじまないというか、反しているわけです。

一方、しかし、現在のように均一化が極限まで推し進められてくると、むしろアート的な多様性が商品の魅力として改めて認識されるのではないかと。そういう資本主義の弱みみたいなもののソリューションとしてアートの商品としての可能性を感じるわけです。