WIN-WINの関係

◇天気、晴れ。今日は少し気温が緩んでいます、助かる〜。

貧乏神=古本デフレを如何にして追い出すか。古本が好き、でも極貧なので古本は買えない、ということを言う人は貧乏神である。とくに若手の古本屋さんで頑張っている古本屋さんも知っているので特にそう思う次第。

現在の貧困は大きな社会問題で、地縁・血縁などのセーフティネットが崩壊しつつある中で、本当に貧困で苦しむ人たちは古本どころではないだろう。

極貧で古本を買えないなどといっているのは、自虐的な貧乏私小説などの影響だろうか、マイナーな小説を読んでいるという自慢話に聞こえるのは自分だけであろうか。

デフレであれば、生き残りのために古本屋は稀覯本などに商売を集中しがちだし、本を買う人もそういう高価な本は簡単には手がでないというジレンマに陥っているのではないか。

今年、もしデフレ脱却が進めば、古本屋は良い本を集めやすくなるし、そして本好きのお客様も蔵書の価値が上がるというWIN-WINの関係が進むはず、今年はそういうハッピーな一年になると期待したいです。