参考になると思う本

◇天気、雪

3月下旬の雪、東京ではサクラの開花してからの雪は「なごり雪」ですネ、フォークソングの名曲を思わず口ずさみました。

「もり・かけ問題」に参考になると思う本でフーコーの「監獄の誕生」のほかにもう一冊紹介しますと、加藤周一の「ある晴れた日に」でしょうか、太平洋戦争中の軽井沢を舞台にした小説です。憲兵が在留外人、疎開している人、町民などを監視します。

宮崎駿の「風立ちぬ」の映画の中にもそういうスパイのような人物がいました。当然、そういう監視役にすり寄る人、面従腹背など反感をいだく人、対応はさまざまですが、社会には暗い影を落とす。安倍1強といわれる現政権の政治がそれと同じような状況を作り出していると思うと本当に悲しいことです。

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