古本屋になってから苦労

◇天気、晴れ

晴れ、今日も暑い一日、日陰にいないとしんどいです。

安い本ばかりを買い集めて古本屋になるツワモノのいることは知っていますが、そういう人は目利きでないため古本屋になってから苦労していると言ってよいでしょう。一度、とある市場で教祖的な古本屋さんを見る機会がありましたが、ブログで良い本とお客に推薦しているような本がたくさん出品されていたにもかかわらず、まったく買えていませんでした。

つまりいつも安い本ばかり買っているために本の価値というか相場がわかっていない、目利きでないことから市場では自慢の古本力がまったく通用しない、結局良い本を仕入れることができないことになります。もちろん市場はそういう難しさはあるわけですが、では買取でお客様から直接に仕入れればよいヨというとそうは簡単にはいきません。

市場で積極的な売買ができないとお客様からの買取でもうまく買取ができない、というのは、買い取った本を全部自分で売るのは不可能ですから、お客様に適正な買取値を提示するには市場での売買を活用する必要があるわけです、どういう本を市場に出品するのか、そしてどういう本を市場で買うのか、そういうチャレンジが古本屋の難しさであり楽しさです。安い本ばかりではなく「高い本＝良書」も買う努力を普段からしていきたいと思う次第。

新着アップ１１冊↓
http://oiwake-go.com/view.php