長野県古書組合の市場のある日

◇天気、晴れ。

第3月曜日なので長野県古書組合の市場のある日。コーヒーをポットに入れて8時に追分を出発。青い空の下に浅間山から湯の丸高原の方を見ると紅葉が進んできている。東御市から丸子町をいつものように抜ける道は稲刈りが終わった田んぼに藁が干してある風景も見える。いつもながらに絶景のドライブ道です。三才山トンネルの上の方は紅葉がだいぶ進んでいたが、トンネルを抜けて松本に出ると景色はまだ80%緑でした。

市場が始まる前に大久保理事長が11月の大市の前の日曜日に古本の研修会をするとの発表があった。この研修会は楽しみにしていて参加したいのだが、日曜日午後というのは一寸と予定を見直さなくていけない、参加すると即答できず。

理事長の挨拶のあと市場がスタート。細野書店の細野さんのフリでどんどん品物がセリ落されていく、その掛声が見事で見ているだけで楽しい。見ているだけではダメで本を買わなくてはいけないのだが、長野の市場は自分が欲しい80年〜90年くらいの本が少なく、黒っぽい本や古文書、地図、掛け軸、版画などが多くて、時々セリあがってウん万円までになったりするのでお手上げです。ということで自分は古い雑誌の付録を一束買ったのにとどまりました。今日は荷物が多く、市場は昼休憩をはさんで終わったのは4時過ぎ。追分に帰ってきたらもう真っ暗でした。