古本屋のサポーター

◇天気、快晴。

寒い朝、天気予報によると昨夜の気温はマイナス10℃まで下がったそうです。朝食後、店に行くと裏庭の池に氷が張っていました。今冬、初めての結氷です。店を開けると、今日は昨日より多いお客様。秋以降、日曜日のお客様の数が土曜日よりも多い。夏は土曜日のお客様の方が日曜日のお客様より多いので、その理由は何だろうと思うがわかりません。秋以降は、古本屋に来てくれるお客様の絶対数は減る一方、古本屋の滞在時間は長く一人当たりの買ってくれる冊数も夏よりも多い。

春・夏型のお客様であれ、秋・冬型お客様であれ、追分コロニーとしては500人くらいの本好きの古本屋サポーターがいてくれれば、なんとか古本屋はやっていけると思っている。古本屋のサポーターというのは古本屋が好きで、古本屋という場所を大事にしたいと思っている人で、古本屋に毎月来店して1回の来店で文庫2〜3冊、あるいは単行本1〜2冊を買って800円〜1000円の支出、12か月=1年の古本代が1万円くらい、合計の読む本が12〜20冊くらいの人が平均的なイメージです。お客様としては非常にお金のかからない娯楽であり、古本屋はその人たちに良本を供給すべく頑張る。そのような古本共同体のようなものを目指して頑張っていきたいと思う。

夕方、日が暮れてまた気温が零下となったところで閉店。ツルヤで買い物をして山小屋に戻る。新着アップ7冊。