今年初めての長野古書組合の市場

◇天気、小雨+霧。後、晴れ

今年初めての長野古書組合の市場のある第3月曜日。早起きしてコーヒーをポットに入れて松本へ向けて出発。気温は暖かく御代田町から丸子くらいまでは小雨が降っていて霧もまいていた。しかし、不思議なことに松本に着いたら晴れ。

市場は和やかな雰囲気の中、大久保理事長が最初に、「長野古書組合はこじんまりした市場だけど、今年も団結して楽しくやっていきましょう」との新年の挨拶。次に、青翰堂(セイカンドウ)書店さんの「ことしは7年に一度の善光寺の御開帳の年、長野中心に頑張ろう」という音頭で、お猪口いっぱいだけの乾杯。そして例によって細野さんの景気のよい掛け声で市場はスタート。いつも同様、和本や、掛け軸、版画、古地図、絵葉書などが多い市場なのだが、皆がワイワイ言いながらセリをするので、非常に勉強になります。日露戦争の版画などは素人目にも見事だったナァ。

ということでいつもは買うのが難しい市場ですが、今日は自然本や野鳥本、それと洋書で黒人文化の写真が面白い本など少し買えました。持っていった最近の単行本と文庫本も売れました。やはり新らしい本の値段は安かったです。まあブに持って行っても1冊10円、高くても30円くらいだから。

夕方、追分に戻ってきて少しだけ本の整理。新着アップ6冊。