立派な全集

◇天気、晴れ

快晴だが寒い朝。気温の高低差が最近は大きい。今日も静かな一日で本の整理を続ける、昨年の秋に店に運び込んだ大山の査定を漸く終えることができました。大山の中に立派な全集が4セットほどあって、全集は店で売ると売れるまで場所を取るし、市場に持っていくと安いので古本屋泣かせだ。しかし、昨年は全集は値段が安いこともあって思っていたよりはよく売れました。つまり本を読む人にとっては全集が安くて良いということかと思う。

全集は端本でも300円から500円が一番安いレベルか。300円から500円というと、正月明けに「天牛堺」の船場店に行ったところ面白い均一セールスをしていて、文庫が300円、単行本が480円。しかもこの均一セールスは2週間ほどで総入れ替えされる。こういうのは東京では見ない、大阪商人らしい知恵だと感心しました、均一が100円でないため転売目的の古本漁り退治には効果がある一方、本を探す人は掘り出しの楽しみは変わらない。昨年秋の知恩寺の古本市でも100円均一はなくなったと聞く、良いことだと思う。

スミマセン、全集の話から少し脱線しすぎました。新着アップ6冊。