噴火の被害は風向きに影響される

◇天気、晴れ

今朝は噴煙を上げる浅間山がはっきり見えます。噴煙が流れた東南の方向に降灰の灰色の帯が。今回の噴火では中軽井沢から旧軽井沢方面に降灰の被害が少し出ていて、追分では降灰はほとんどなく、山の北側の長野原でも降灰はありませんでした(北軽の麦小舎情報)。噴火の被害は風向きに大いに影響されるということを理解しました。もし、冬に典型的な北風(浅間颪)が吹いていたら、追分にも灰が降ったと思います。

今日は昼過ぎまでラジオの国会中継を聞きながら山小屋でパソコン作業。公務員のワタリを禁止した場合、早期退職する公務員がどうするのかということが問題になっていた。自分は銀行を早期退職して古本屋を始めたわけだが、銀行でも元役員とか元部長とか元支店長が、子会社を渡っているので同じだナと思う。大手企業の人事処遇はだいたい同じ構造だと思うので、この小会社を渡っている人の処遇と派遣社員の処遇格差をなくせば、社会はだいぶ良くなるとも思う。

この天下りと渡りの問題はここにきて次の選挙の大きな焦点になってきたような気がする。よく地方自治というが、市町村のような小さな自治体は専門能力を持つ人材が不足する傾向にあると思うので、国家公務員の人が退職後に地方で独立してコンサルタントみたいになって市町村の仕事を手伝うというのはどうだろうか?軽井沢町の場合を例にとると、「まちづくり事業」などで、経験ある国家公務員の人がコンサルタントとしてアドバイスを提供すれば良いと思う次第。天下りではなく、従って名ばかりのポストをもらって腰かけるのではなく、あらたな人生のチャレンジとして独立してビジネスとして専門能力を役立てるのである。

夜は山小屋に戻ってきてサッカーを見る、オーストラリア戦が楽しみです。新着アップ6冊。