1月末が決算期末

◇天気、晴れ

今日も快晴、噴煙を上げる浅間山が良く見えます。朝は山小屋でパソコン作業。追分コロニーは1月末が決算期末なのでこれから棚卸しや経費伝票などの決算作業をしなくてはいけない。

決算といえば、昨日のニュースでマクドナルドが過去最高の好決算で、その要因は100円のコーヒーやハンバーガーの売上が好調だったことと言っていた。100円商品の威力は恐るべし。マクドナルドのような大量仕入れや大量販売が可能なチェーン店は、100円でも儲けがでるのだろう。

しかし、古本屋となると安売りは深刻な問題である。チェーン店のブックオフが100円で古本を売っているが、町の古本屋は100円本を売っていては商売にならない。古本屋は大量の本から良書本を選ぶというか、フィルターをかけるのが仕事でもある。ブックオフは決算を見る限りそれほど古本で儲かっているとは見えないが、本を値上げすればおそらく売上は激減するであろうから、値下げセールスを続けるしかないのであろう。困ったものである。

困ったのはブックオフだけでなく、そのブックオフに毎日通って100円や半額本でどんな本を買ったかと自慢しているような人達が(古本好きと自称する人の中にも)多いことである。本の値段がいくらであろうかというは本の本源的な価値とは関係ないこと。このような思慮のない人が多いということは、逆に言うとやはり本当に本を大事に思う人たちが100円本が問題が多いということを世の中に啓蒙するようなことをしていかないといけないのではないかと思うのですが。新着アップ10冊。