文化活動のネットワーク

◇天気、晴れ

朝起きると快晴、久々に浅間山の雄姿が見えます。今日は雑事の日、まず借宿の医院に行って定期健診。病院の待合室で日経新聞を見ていると青木保の「閉塞感からの脱出は文化振興で」という時評があって思わず頷く。

金融危機というが、たとえば3年後に(可能性は少ないと思うが)景気が回復した時にまた今までと同じような資本主義的生活が続くようであればそれはどうだろうか?経済というか資本主義の弊害を思い知った今こそ、くらしの考え方を変えたいというか、変えるべきではないか。そのために文化を大事にして、その文化をテコにしてくらし・経済を組み立てることが大事という論説です。具体的には映画とか文学とかアートとかマンガなのコンテンツ、それらを核にした地方都市の取り組み・町起こしとネットワークの話が紹介されていた。古本屋もそのような文化活動のネットワークの一翼を担えればよいと思っているので参考になります。検診の方ですが、花粉症はひどくないのだが、アトピーとか喘息持ちなのでアレルギー体質改善の漢方の処方箋をもらう。

そのあと、店に行ってメール返信と注文本の梱包。追分の郵便局が前の道路の拡幅工事をしていることもあって今日は御代田町の郵便局へ。佐久で少し買い物と雑件。追分に戻ってカワンルマーでコーヒー豆の調達。カワンルマーさんが、「いよいよシーズンですネ、不景気だけど、不景気のときこそ商売頑張りましょう」と関西弁で言うので、元気が出る。カワンルマーさんは大阪出身なのだ。店に戻って本の整理を暗くなるまで。夜はワールドベースボールを見る。新着アップ2冊だけ。