権堂(ごんどう)商店街

◇天気、晴れ

朝から初夏のような陽気。今日は法務局などに用事があって長野行き。長野県内の行政サービスで、長野市まで行かなくてはできないことが少なからずあるのです。行政も効率化しなくてはいけないので不便は仕方がありません。

ということで10時過ぎの「しなの鉄道」で長野まで1時間半の旅。「しなの鉄道」は旧信越線で景色もよく楽しい旅です。長野に到着して、市内を循環している「ぐるりん号」と言う100円バスで善光寺近くの合同庁舎へ。地下の食堂に行くとWBCの中継をしていて山菜うどんを食べながらテレビ観戦。そのあと用事を済ませて、歩いて信州大学の前にある新井大正堂に行って挨拶。この新井大正堂さんのお店は古本屋としては全国ベスト10に入る立派なお店と思います。挨拶を簡単にして、店の前からまた「ぐるりん号」に乗って権堂(ごんどう)という商店街に。

権堂というのは長野市の繁華街で、大阪でいえば天神橋の商店街のような感じ。長野のネット古本屋「レイルホビーズ」から話は聞いてはいたが行くのは初めて。ここに去年から長野の古書組合に加入して古本屋を始めた「団地堂」さんが最近店をだしたのです。ということで、商店街を歩いて店を見つけました。店の2階がライブハウス、まわりは飲食店街という何ともいえない雰囲気の場所です。店は開店間もないという雰囲気ですが面白そうな本が結構たくさんありました。が、あまりたくさん買うのも問題なので、数冊だけ買わせてもらいました。

都会の古本屋で商売がうまく行く場所のひとつが商店街にある古本屋だと思うのですが、天神橋商店街などはその典型例。この権堂の商店街も雰囲気が昭和の雰囲気を残していて、天神橋商店街などに似ている。「団地堂」さんはそこに店を構えたわけですが商売センスがあると思いました。

あまりのんびりもしておれず、また「ぐるりん号」に乗って長野駅まで、そして「しなの鉄道」で追分まで戻ってきて夕方は少し本の整理作業。新着アップ4冊。