人生でもっとも難しい時期

◇天気、晴れ。

中央市から一夜あけて火曜日、初夏の陽気です。今日は朝一番で丸の内へ、時々あるフィナンシャル・プラナーの仕事の打ちあわせ。今、自分や少し上の団塊の世代の最大関心事は、介護と相続などの問題でしょう。自分も古本屋として新たな挑戦をしているわけだが、団塊の世代は仕事でも退職が近くなったり、子供が就職とか結婚とかあって、人生でもっとも難しい時期と思う。

打ち合わせを終えて神保町。東京堂1Fの平積みのところで「私のペイパーバック 小鷹信光」をパラパラと見たのだが装丁も綺麗だし中もカラフルな写真満載で見ているだけで楽しい、素晴らしい本。ペーパーバックの表紙に見とれました。古本屋としてこういうふうに本を集めたいと思う。

そのあと田村書店の店頭でワーズワースの書誌本を見つけて買う。明治から昭和までの日本でのワーズワースの文献をよくぞ全部調べたという本で、100円ではないがこんな立派な本を店頭で安く買えたのは嬉しいが悲しくもなる複雑な気持ちです。夕方に店のチラシを印刷していた店主と合流して追分に戻ってきました。追分でも気温は7℃と夜でも寒くないです。