二つの本のイベント

◇天気、晴れ

8月も残すところ10日ほどになりました。別荘を閉める人が多いと思っていたら、別荘を管理している人と話をすると、今週から来る人も多くて忙しくしているとのこと。夏後半を高原で暮らそうという人も多いようです。が、今日の古本屋は閑散でした。静かな中で小さな買取が2件。

先日、小布施の一箱古本市に参加すると日記に書きましたが、長野県ではもうひとつ、高遠ブックフェスティバルなる本のイベントがあります。この二つの本のイベント、結構、対照的です。小布施は、不忍ストリートをはじめとして、福岡・名古屋・仙台などでおなじみの「一箱古本市」を長野県でもしようという企画、本好きが集まる町おこし的な地味なイベントです。一方、高遠は5百万円の県補助金で有名講師を呼んでの講演会+東京・名古屋からの旅行イベントという感じでしょうか。芥川龍之介で知られる今昔物語の昇竜の話を連想させる巨大イベントです。

出版や本屋などの本の業界が低迷する中、本のイベントが長野県で行われるのは喜ばしいこと。信州が本で盛り上がることを期待したいです。いずれのイベントのチラシも「追分コロニー」にあります。新着アップ8冊