サービスの向上が肝心

◇天気、曇り時々晴れ、夜に雷雨

今日は少し寝坊、水曜日で少し休養することに。午後、店に行って注文本の発送と本のアップ作業を少しだけ。夕方、突然雷雨になってあわてて山小屋に戻ってきました。

夕食を終えて、NHKのクローズアップ現代を見ているのだが、コンビニの安売り弁当を特集している。安売りをすることで、コンビニ客が安売りを期待するような行動を取り始めていて、売上がスパイラル的に減少していることを取り上げていた。この安売り弁当は古本の安売りと問題の本質がそっくりだ。古本であれば即売会で売れ残った本をどんどん値下げする古本屋がいて、最近では均一祭りとか称して最後はダンピングしている古本屋もいるくらいだが、その弊害は、古本客が古本の安売りを期待して、展示会などではますます古本を買わなくなっていることではないか。古本関連のブログを見ると、いかに安い本を買うかという話が溢れているのがその証拠ではないのか。

クローズアップ現代では、安売り以外のコンビニの営業努力を紹介することで番組をまとめていたが、古本屋も本を求めるお客様の本を探究しているニーズをいかに掘り起こすかというサービスの向上が肝心であって、100円本に洗脳されている現状から脱却することが大事だと思う。新着アップ9冊