古本仕入で東京

◇天気、曇り

古本仕入で東京に行っていたため2日遅れの更新です。冬期の間は仕入れ注力期間で、あちこちの市場に頑張っていく予定です。今年の目標の一つが古本の在庫を質、量共に一段高いレベルにすることがあります。追分コロニーはトラフィックビジネスではなくてお客様にわざわざ足を運んできてもらう店なので、商品の品質をあげることが肝心と心に刻んでいます。

さて木曜日は一新会、神田の古書店を中心とした市場です。1月は季節的には品物が薄くなるということですが、今日の一新会は出品数も少なく「追分コロニー」向けの本も見つかりませんでした。

予定より早く市場が終わったので神保町散歩。はじめて三省堂の古書フロア(三省堂の隣のビルの4F)に行ってみました。綺麗なフロアで陳列も見やすかったです、10軒ぐらいの古書店が棚を分担していてどちらかと言えば古本というより新古本が中心でした。古本屋としては売り場を提供してもうのは嬉しいことですが、新刊書店が古本屋を抱え込むメリットはなんだろかという疑問は残ります。

神保町を後にして次は秋葉原ブックオフに初めて行きました。ここは大型店ということでブックオフがここまで巨大になるというのを予想した人がいたでしょうか?しかし、「悪貨は良貨を駆逐する」の法則が見事にはたらいていて、例えばCDなどは欲しいものを数点探しましたが、棚に歌手の名前はあるがCDはなし、本も見ましたが買える本はなし。建物の中はうるさく空気も澱んでいました。

夜は元銀行の職場仲間が飲み会をするというので八重洲。3年ぶりに会う人もいて楽しい飲み会、2次会まで行って息子の下宿にたどりついたのは1時過ぎでした。