金曜日は明治古典会

◇天気、晴れ

金曜日は明治古典会のある日。朝起きて、神田に向かう途中で久々に阿佐谷・高円寺の早起き古本屋を少し散歩。中央線沿線の古本屋の棚はあいかわず充実しています。そのあと水道橋で降りてブラブラと古本屋を覗きながら古書会館まで散歩。昼は「まんてん」という人気のカレー屋さんの隣りにある「とんかつ屋」さんでランチ。東京は安くておいしい定食屋さんがあるのが嬉しいです。

さて古書会館について「明治古典会」。この市場は立派な本や古典が多く出品されていてレベルが高い市場、値段も中途半端ではありません。春〜秋は、金曜日は店も開けているのと、「明治古典会」は「追分コロニー」には難しすぎる市場ということで参加していませんでした。冬期は金曜日は店をあけていないのと、そろそろレベルの高い市場に挑戦してもよいかということで、何回か行ってみようと思っています。

その「明治古典会」、小説・美術の欲しい山がありましたがまったく歯がたたず。完敗でした、次回はもっと値段的に踏み込む必要があります。負けた中には店で売っている値段より高く落札されているものもありました。欲しい本があれば誰にも渡さないという「気合い」が必要という印象。

夕方、池袋から西武のバスに乗って追分に帰るのだが、バス停の近くにブックオフの巨大店ができた。時間つぶしにちょうど良いというわけで行ってみる。ここも秋葉原店と同じで、買える本やCDは基本的にはない。ブックオフが出来た数年前は、本の扱いが雑で良本を結構たくさん買えたのですが、ここに至ってはブックオフも勉強してきているのか、それともアマゾンなどで転売する目的で買う人が増えたせいか、良本は見つかりません。道にお金が落ちていないのと同じということでしょう。

追分に戻ってきたら氷点下5℃。池袋の雑踏からもどってくると凍りついた暗闇の空間がかえってホッとする気持ちにさせてくれました。