古書目録

◇天気、雨のち曇り。

朝起きると雪ではなくて雨、春の雨といった感じ。今日も一日、本の整理の没頭する。

月曜日に千代田図書館で開催されていた「古書販売目録と反町茂雄」展を見たのですが、古書目録の意味が漸くわかりかけてきたような気がします。古書目録を作ることを今年の目標にしているのですが、ネットにアップして古本を販売するのと、わざわざ紙に印刷して目録を作って販売するのとの違いが今ひとつ理解できませんでした。

しかし、「古書販売目録と反町茂雄」の展示会をみて少しわかったような気がします。目録がネットと大きく違うのは目録が本の情報を詳細に紹介できるところかと。そしてその目録が古本を大事にする顧客とのコミュニケーションのツールであるということ。ネット時代になって、本のタイトルと著者名、値段くらいの情報は、目録にしなくともネットで十分ですが、過去の目録を見ると(解説文のない目録ももちろん多数あるのですが)、目録は、ネット情報と異なり本が存在していた証拠として重要な資料にもなります。そう考えると目録を発行するというのは大変です、今年の目標として大丈夫か。

夕方に大学時代の友人からメールをもらって、数年ほど音信不通になっていた知り合いと連絡がとれたという。電話番号をもらったので電話して30分ほど話をしました、この数年は大変な人生だったみたい。再会を約束して電話を切る。新着アップ7冊。