参考になる書評
◇天気、晴れ
今朝は少し寝坊、どうも疲労感が抜けません。午後から店に行って本の整理を続けましたが、どうも集中力がなく5時に切り上げました。夜はサッカーでも見て少しのんびりします。
昨日の日記で古本屋とお客様の円環が良本のフィルターの役割をすると書きました。本の洪水の中でやはりフィルターの役割が期待されるのが書評ですが、最近はこれがあまりあてにならない。書評で良く言っていたので買ったらガッカリということが少なからずあります。
仲間内でただ身内・知り合いをただ褒めるだけのような書評(そしてブログ)が多く、なにが良いのかがよくわからない。証券会社の営業が株をただ買うことだけを薦めるのに似ています。
そんな中では坪内祐三と福田和也の二人は例外的に参考になる書評を書いていると思います。ジャズで言えば例えば寺島靖国、映画でいえば小林信彦に相当する存在でしょうか。ずっとそう思っていたら、この間の高平×南対談でもその話が出て自分の印象は間違っていなかったと思った次第です。新着アップ6冊