どこに店を出すか

◇天気、曇り

曇りですが、今日は気温はだいぶ和らぎました。日曜日で中山道の工事もお休み、静かな中でお客様もまずまずありました、ありがたいです。

今日は、この方は名前をだしてもよいでしょう、高遠の元長藤文庫さんが来てくれました。いろんなことをしゃべりましたが、「高遠・本のまち」が難しかったのは、経済的に続かなかったということ、たしかに追分は田舎ですが、一応は軽井沢町の一部であり、堀辰雄文学記念館もあり、別荘客や観光客がシーズンにはやってきてくれます。

そしてネットなども使ってなんとか最低限の売上を確保しているわけですが、どこに店を出すかというロケーションはやはり商売ではもっとも大事なことかもしれません。高遠と追分の違いがそこにあったかもしれません。

従って、いくら元気づくり支援金で当初は頑張れても、そのへんの計画性がないと続けられないということになります。善光寺前でがんばっている「ぼんくら」さんが言っていましたが、経済的にまわらなければ続けてはいけないと。
我々もいまは立ち上がったばかりのヒヨコみたいなものですからこれからどうなるか。

今日、来てくれたもう一人のお客様が「油や」のギャラリーを借りていただけれるとのこと、本当にありがたいです。追分という土地は本当に不思議で、寒村ではあるのですが、なんとなくセーフティネットのような人の集まりのようなものがあって、つぶれそうでつぶれない、なんとかやっていけそうなロケーションだという気配、があります。

そうは言っても油断はできません、この冬で追分は3軒のレストランが廃業すると聞いていますので、頑張らなくてはいけません。