安曇野市の図書館視察

◇天気、晴れ

今日は軽井沢町の図書館運営協議会で安曇野市の二つの図書館へ視察へ行く日。視察は軽井沢町が来年の春にオープンを予定している中軽井沢駅の新図書館の準備の参考にするためです。

朝8時半に図書館の職員と協議会の委員が中央公民館に集合してバスで出発です、私はちなみに協議会の委員をしています。

バスは約2時間弱でまず豊科図書館に到着、安曇野市は5つの市町村が合併して、それぞれの市町村が図書館をもっていたため、現在の安曇野市は5つの図書館があるということです、豊科図書館はそのうちのひとつ。

豊科図書館はできたばかりの新設図書館。ひととおり館長の説明をきいた後、館内を見学。豊科は熊井啓監督の出身地ということで2Fには監督の蔵書から作品ポスターやシナリオなど映画ファンなら垂涎の常設展示がありました。これは全国でも珍しいと思いました。

また閉架の書庫で熊井監督のまだ整理されていない蔵書、それから地元蔵書家の蒐集した地元関連資料なども見せてもらうことができました。全国の図書館がTRCの配本のもと均一化する中で、地域らしさを追求する意欲的な取り組みであり感心しました。

ランチを地元のレストランで食べたあと、午後は安曇野中央図書館へ。ここも開設3年目の立派な図書館です。交流施設と一体で運営がされていて、ロビーなどでは信州自然風景の写真展示会が行われていましたし、映画の上映が可能なオーディトリアムも見せてもらったのですが素晴らしい施設でした。

ここでも館長の説明を聞きましたが、イベントなどの取り組みも予算の制限をやりくりして積極的に開催していますし、市民の図書館の利用率の高さにも驚きました、安曇野市は間違いなくは図書館先進地域です、今日の視察には大変な刺激をもらいました。

視察を終えて軽井沢町に戻ってきたのは5時、夕方に店に帰って本の仕事を1時間ほど。今夜はサッカーを見ます、何点入るか楽しみでもあり心配でもありますが..新着アップ5冊