「暖助(ダンスケ)」ストーブ

◇天気、晴れ

晴れですが、今日も肌寒いです。「油や」の「暖助(ダンスケ)」ストーブは、はじめて火が入りました。

今日は長野の南宜堂さんが来店してくれました、高遠とか会津での一箱古本市に行ったとのこと、高遠というのは例の北尾トロ氏が「本の町」というのを仕掛けて3年で撤退したわけですが、地元の人が引き継いだようです。

しかし、話を聞くとだいぶ無理があると感じますし、高遠の「本の町」は、当初から仲間が分裂したりして迷走したわけですが、ここにきて「本の町」という大事なコンセプトが損なわれていて残念です。

会津の「一箱古本市」は主催者が頑張っているようです。私も古本屋を始める前に元祖「谷根千」の「一箱古本市」に参加して楽しく一日を過ごしたのですが、そのときはまだ参加者が蔵書を並べて結構面白かったです。

しかし、最近の「一箱古本市」はブックオフで100円で買ったような本をこずかい稼ぎで並べる感じで本の質も劣化し、地方では参加者も来訪者も少なくなって曲がり角に来ているようです。

そう考えるとやはり「古本市」は、古本屋が主体とならなければなかなか運営が難しいのではないでしょうか、南宜堂さんは小布施の一箱古本市に参加すると言っていましたので、小布施の状況はまた教えてもらいたいと思いました。新着アップ6冊