今年の振り返り(2)

◇天気、晴れ

今日は「追分コロニー」の今年最後の営業日です。昼に店を開けると何人かのお客様があってなんと全集がひとつ売れました、最後の営業日として良い一日でした。今年ご来店の皆様、本当に一年間ありがとうございました。

さてその今年一年の振り返りを続けます。昨日の振り返り(1)で古本デフレの厳しさを書きました、そんな中で「追分コロニー」の作戦は、安売りが加速するネット販売を極力避け、リアル店舗で本と出会う楽しさをアピールすることです。

3年前に「本のまち・軽井沢」の活動を開始したのも同じような考え方です、軽井沢に来て「本の休暇」を楽しんでもらいたい、軽井沢は保養地であるわけですからそういうニーズがあると思いますし、自分たちも一緒に楽しんでいるわけですが..

今年は新たに「文化磁場油や」をスタートさせることができました。もういろんなことがドタバタでしたが、記念すべき1年だったと思います。

順不同に振り返れば、
・「油や」の改修が突貫工事で完了(〜初夏)
NPO法人「油やプロジェクト」設立(7月)
・旅館業を申請、夏から素泊まりの宿として営業開始(7月末〜)
・「文化磁場油や」のテナントが決定、多彩な展示を実施(7月末〜11月初め)
・長野古書組合の有志などで「高原古本市」を夏・秋の2回開催(「元気づくり支援金」事業)
・ギャラリー一進/スペース710での展示会も数回開催
・「ホンモノ市/ホンモノウィーク」の開催(10月)

「文化磁場油や」はスタートできたのは良いのですが、反省点も山ほどありました。今、冬の間にそれらをひとつひとつ修正すべく、来年の準備を始めています。

来年は中山道追分宿景観事業も完成し、「文化磁場油や」もGWから秋まで6か月のロングランになります。来年は今年以上に大事な一年になりそうです。