今年の振り返り(3)

◇天気、晴れ

今朝ラジオを聞いていると朝の気温が今冬の最低気温を更新したそうです、寒さは緩みません。寒い一日でしたが、今日は年末に向けていろいろ片付けとか用事を頑張って済ませました。

さて今年の振り返りの最終回は営業数字です。追分コロニーは極小古本屋で何も上場会社のように数字を公表する必要はないのですが、田舎での古本屋に関心のある人もいるでしょうから。(一般的な古本屋の数字については「古本の雑誌」によみた屋さんが詳しく書いていますのでそちらを参考にしてください)

まず売り上げですが昨年とほぼ同額の700万円でした(内訳は店が500万円、ネットが200万円)。ネットの売り上げは登録冊数を増やしたのですが伸びなやみました。やはり古書価格の下落が影響していると推測されます。

店売りは夏と秋の2回開催した「高原古本市」を合わせれば伸びているわけで、全国的に店売りが低迷しているといわれる中では健闘したと思います。

一方、経費ですが前年比約100万円増の500万円でした。とくに新車の償却(つまりローンの返済)と「油や」の活動に関連して助っ人の人件費増が主な要因です。車は古本業には必需品ですし、助っ人もお願いしなければ業務が廻らなかったわけで仕方ありません。

来年も経費は抑えることは無理なので売り上げを伸ばすしかありません。量的な拡大も体力的/年齢的に難しいわけで、在庫の質的なレベルアップに挑戦するしか道はなさそうです。つまり良いと思う本は少し高くても頑張って仕入れていこうかと、それが来年の課題だと思います。