ネットに支配されている

◇天気、晴れ

快晴です、いろんな人に聞くと昨日の雪は3連休を終えて東京に帰ろうという人たちにはたいへんだったみたいです。

今朝は軽井沢町役場で長野県の「元気づくり支援金」のヒアリングがあって行ってきました。昨年から関係者で検討してきたイベント企画をプレゼンしました。

持ち時間はわずか20分、数分で説明して残り時間を質疑応答という緊張の時間でしたが、まずまずうまくできたかと感じました。

さて「掘り出し」について年末の古書店巡りの結果を少し報告します。全部で数十冊の古本を買ったのですが、その買った本を全冊ネットで値段を調べてみました。

買う時には値段が安いと思うか、あるいはこれならと納得して買っているわけですが、安く買えている本は数冊、つまり全体の約1割でした。残りの本はほとんどネットと同じくらいの価格でした。

ここから言えることは、今の古書価はネットに支配されているということかと。私もそうですが、どうかなと思う本はかならずネットで値段を調べてその価格から値段をつけます。

昔は古本の値段は古本屋の専門が違って値段もかなりバラツキがあったかと思いますが、ネットのパラダイムのもとではそういうバラツキはほぼ90%以上なくなったと言ってよいでしょう。

換言すればネット時代に掘り出しのチャンスはほぼ消滅したと言って言い過ぎではないと思います。あってもせいぜい文庫本を安く2〜数百円ほど安く買うくらいでしょうか。

しかし、古本屋として掘り出しも楽しんでもらおうと適当に値段をつければそれは道にお金をばらまくみたいなことで商売としては成り立ちません、ネット時代の到来で古本屋も古本屋を廻るお客様も新しい行動様式が求められていると言えます。

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