そこに工夫を

◇天気、晴れ

梅雨ですが今日も晴れ、梅雨入りしてからここまで雨は少ないです。太陽光発電にとっては良いニュースですが、水不足が心配です。

さて今日は買取が3件ありました、まず朝10時に地元追分での買取。お宅に伺って約30分の運びだし作業、スティールの棚を1本もらいました。

その本をすぐ店に運び込んで次の買取りは中軽井沢、こちらも本を縛って車に積むこと約30分でした。そのまま次の買取り先は千ヶ滝地区です。

こちらは既に段ボール箱に入って10箱、箱を車に積み込んで終了です。店に戻ってそれらの本を店の2階に運び上げたら結構ヘトヘトになりました。しかし、買取というのは古本屋の生命線です、文句を言ったらバチが当たります。

古本というのは製造業と違って、商品を作って売るのではなく、古本を買って売るわけです。付加価値をつけるのがすごく難しい商売ではないでしょうか。

先日「本を安く」という古本屋さんの話をしました。町の古本屋は今、たいへんな逆風の中にあるわけですが、本を売るために価格競争をすれば、買取の値段も下げざるを得ません。私は古本屋になって以来「本を安く」で正しいのだろうか、とずっと思っています。

日本の古本屋が生き残る戦略は、「本を安く」売ることではなく、「本を高く」買うことではないかと思うのです。本が売れない時代に、そしてネットで誰でも古本の値段を検索できる時代に簡単ではないですが、そこに工夫を積み重ねたいと思っています。

今日は新着アップは出来ずです。