蔵書の査定依頼
◇天気、曇り、一時雨
昨夜はかなり雨がはげしく降りましたが日中は曇り、夕方に少し霧雨です。
今朝は軽井沢町内で蔵書の査定依頼があって行ってきました。査定依頼というのはいくらくらいかまず教えてもらえないかという話です、結構な本の数があるということで10時にお宅に到着。
挨拶をして蔵書のある部屋に案内されました、一部屋が本で一杯ですので数千冊でしょうか。査定ということで約1時間かけて、これくらいです、と査定金額をお伝えしました。
こういう大量の本の査定を短時間でしなければいけないのはそうはないですが、市場にいくと何万冊もある本をザーと見て入札をどんどんしていくわけですから、それと同じ感覚です。
最近はネットで本の値段を検索することができますが、こういう大量の買取りや市場での入札では、スマホは役に立たない(市場でスマホは使用禁止)と私は思います。
この作業は麻雀の配牌をもらったときの感覚に似ていると思います。ドラ(高そうな本)があるのか、役を作れるような同種の牌(同じジャンルの本)が揃っているか、というのをパッと見て、それと自分の店に向いているかいないか、向いていない場合は市場に持って行って売れそうかどうか、などを直観的に判断します。
そのうえで少し足し算/掛け算的な作業をして中心的な金額をまず作り、そこから強気、弱気の幅を出す感じです。組合に加入して市場に行くこと8年、こういう感覚が出来たことは組合員になった最大の効用と感じています。
さて今日の査定ですが、買取になるかどうかは後日連絡がもらえるということですが、そのつもりで店の2階に少し場所を作る準備をしなくては。