建物の版画

◇天気、晴れ

今日で7月も終わり、盛夏という感じになってきました。追分ではアチコチで赤いカンゾウの花が咲いています。福永武彦の玩草亭百花譜にも載っている花です。

今日も「高原古本市」の店番で一日をスタートです、「高原古本市」は10店ほどの古本屋さんんが出店してくれているのですが、自分のまったく門外漢の本も多数あり、そういう本が売れると「この本売れるんだ」みたいな不思議な気持ちになります。

今日から「沙庭」で「オーライタロー」さんの展示がスタートしました。オーライさんに挨拶をしたのですが、神田で発行されている「本の街」という冊子の表紙を飾る版画を制作している作家さんだということを今日知りました。

町の記憶というのでしょうか、昭和の雰囲気をもつ建物の版画というのは良いですね、「カンダ歩行者」というオーライさんの小冊子を買ったのですが、表紙の「明文堂/文省堂」も今はないのが残念です。古本屋はこういう古い建物を占拠して営業すると似合うような気がします。

新着アップ2冊↓
http://www11.plala.or.jp/colony/new_books.html