本を「つぶす」ことが必要

◇天気、晴れ

昨日に続いて暖かいです、昼の気温で８℃くらい、しかし、風が少しあってあまり暖かくは感じません。

今日はまずＮＰＯの事務作業、そのあと本の整理を少しという一日でした。

古本の需給が悪化して本の価格が暴落しているのは、米の状況と似ていると思います。少し前に農業改革の解説をラジオで聞いていてそう思いました。米の需給を改善させるために生産調整が必要なわけで、豊作だからといって全部を市場に出荷すれば価格は崩壊するわけです。

同じように古本も大量の本を売りに出せば価格はスパイラル的に下落します。古本屋の役割として良いと思われる本を選んで、そうでないと思われる本を「つぶす」ことが必要と思うわけです。逆に言えば、何万冊などと言いながら本を売ることは古本屋の仕事をしていないのではないかと。